窯めぐりを始めてすぐに感じたのが、
外壁を板張りにした家の多いこと。

地元の方にその新鮮な感想を率直に伝えたところ、
そういう家が「ふつう」だと思っていたから逆に驚かれた。
確かにそうだろうなあと思う。
こうしていろいろな「暮らしの形」を知るのって、愉しい。

自分たちの宿も外壁は木…というかバンガローに。

伊賀や大津まで探したのにホテルの空きがなかなか見つからず、
ようやく確保した街中のビジネスホテルのベッド2台で4人で寝るかと思ったら、
喫煙室だったことに出発直前に気づいた。
さすがにタバコの匂いの中じゃ寝られんと必死に探したら、
なんと割と近くの山の中のバンガローが1部屋だけ空いていた。
しかも1泊1万円/部屋という破格のお値段。
我が家とそう違いない静かな環境で、しかも布団で寝られるとあり、
この宿を見つけてから、俄然この旅行が楽しみになった。
