実際に家族でお出かけされる方は感覚的にわかるかもしれないけど、
動物園って、水族館と比べて公営がかなり多い。

事実として、
全国に100近く存在する動物園の大半が、
地方自治体レベルの公営施設として存在している。
個別の政策の是非はともかく一般論として、
児童手当や保育所関連予算というのは得てして、
批判や削減のやり玉に上がりやすい。
何せ受益者が子どもで社会的に声を上げることができない立場である上に、
有権者の多数派が子育てとも無縁の高齢者で構成されているのだから、
当然の話でもある。
でも思う。
それでも受益者はまだ「人」であると。
運営財源の3分の2が公費で運営されている状況の中、
自治体の財政が今よりさらにのっぴきならない状況になった時に、
「人ですらない受益者」はどうなるのだろうかと。
