米2

でもやっぱり、

いつもの米くらいがちょうどいいなと思った。






今はまだこの「最上級米」を食べ始めたばかりだから感動してるけれど、

だんだんとその感覚も薄れ、

じきにその味が「当たり前」になってくる。

ありがたみを感じにくくなる。






常に自分にベストなものを、と言う方にとっては

それでいいのかもしれない。


でも自分は、

それはなんかイヤだなと。









「ほどほど」って、ガマンとは違う。









「その上」があるのを知った上で、

場合によっては「その上」がどんなものなのかも分かった上で、

「このあたり」がちょうどいいというのを、

主体的に選択すること。






人によっては、

「足るを知る」という言葉に置き換えるかもしれない。






んでもってまた「その上」がふと恋しくなったら、

その時にスポットで再会すればいい。




それなら「日常のありがたみ」も「非日常のありがたみ」も、

どちらもエンジョイできる。









言うてもスーパーで売ってるものの1.5倍の値段のする米なわけで。






また「いつもの味」に戻る日を、

ちょっぴり楽しみにしている自分がいる。