苦尽甘来1

ここ最近くよくよする日が続いていて、

寝たら戻るかと思って一昨日は、

夕飯食べたらすぐに寝てしまった。






翌朝目覚めてさあどうだと思ったけど、

全然気が晴れておらず、

やれやれ珍しいなと。






そんなだから前の晩にいつも済ませておく作業を忘れてたりして、

朝になって慌ててやっていたら、

いつもより東の空を見に外に出るのが遅くなった。









でもこれがよかったようで、

ちょうど山の端からきれいな日の出が。












標高800mを超える我が家では、

朝日が見える頃にはだいぶ高くまで昇ってしまっており、

肉眼で直視できるこうした日の出には一度も出会えていなかった。




埼玉にいた頃は高台からこうした日の出を見ているのが好きだったので、

もうその楽しみは信州ではないのだろうなと思っていたのに。




季節のタイミングや微妙に朝靄がかかっていたのもあるかもしれず、

次はいつ見られるかわからない。









見ていられたのは5分足らずのわずかな間。




この写真の1分後には、

もう眩しくて直視できなかった。




でも9時間寝ても晴れなかった気持ちが、

この数分間日の出を見ていただけで、

あっという間に元通りになった。






単純と言えば単純だけど、

そんなもんじゃないかなと。









タワシを新調しただけでフワッと軽くなるというのも、

なんとなくわかる気がする。