あれこれ見てみたけれども、
アンビエントという音楽の定義はコレと、
まだ完全に定まりきっていない気がする。
ただ各所に散らばる解説の公約数をとってみると、
「正当な」アンビエント・ミュージックには、
どうも歌は入っていないのかなと。
このこともなんとなく、
「環境音楽」という語のニュアンスにも似た距離感を覚える。
人の歌声が全く入らない音楽は、
それがどれだけ美しいと思えるものであったとしても、
どこか無機質に感じられてしまうから。
中学時代に一時ハマったようにエンヤは聴いても、
エニグマや喜多郎さんの音楽をふだん聴く習慣がなかったのは、
なるほどそのせいなのかもしれない。
