すみれ2

あれこれ見てみたけれども、

アンビエントという音楽の定義はコレと、

まだ完全に定まりきっていない気がする。






ただ各所に散らばる解説の公約数をとってみると、

「正当な」アンビエント・ミュージックには、

どうも歌は入っていないのかなと。






このこともなんとなく、

「環境音楽」という語のニュアンスにも似た距離感を覚える。






人の歌声が全く入らない音楽は、

それがどれだけ美しいと思えるものであったとしても、

どこか無機質に感じられてしまうから。







中学時代に一時ハマったようにエンヤは聴いても、

エニグマや喜多郎さんの音楽をふだん聴く習慣がなかったのは、

なるほどそのせいなのかもしれない。