「アンビエント」という音楽ジャンルがあることを、
つい最近知った。
日本語で表すと、
「環境音楽」となるらしい。
まあ「ambient」は直訳したら「環境」なのかもしれないけれど、
「環境」という文字だけをパッと見ると、
どうしても「environment」の方が浮かんじゃう。
ニュアンスの解釈も人それぞれだと前置きしつつ、
わたしのフィーリングでは「environment」って、
「わたし」の延長上にある感じがしない。
「わたし」とは別体のものとして存在する、
どちらかというと概念的な感覚が強い。
それに対してわたしが「ambient」に感じるのは、
「わたし」との境界線が曖昧な「周り」。
個としての「わたし」とイコールではない気はしつつも、
完全に別体とも断言するのは憚られるような、
観念的な感覚の強いもの。
