わたしなりの結論は「みんなで、ほどほど」なので、
宮台さんのそれとはキーとなる要素や方向性で重なる部分も
多いんじゃないかなと思う。
と同時に、
はっきりと差異があるんだろうなという部分も。
まずわたしは、
社会を「荒野」とはとらえない。
ヴァイツゼッカーさんの表現に重ねてるのかなとも思うけど、
どのみち「荒野」という表現には、
「きびしさ」や「さびしさ」のようなニュアンスが付きまとう。
社会はもっとあかるくてたのしいものさ、
とか言いたいんじゃなくて、
もともとは何のニュアンスも持ち合わせておらず、
無色透明な感じなのだと思っている。
そこに各人が塗りたいように色をつけ、
食べたいように味付けをしている。
ただそれだけ。
