宿題1

ピンと来たシリーズ第二弾の2は、


同じくキアロスタミ監督の『ホームワーク』











遊びの時間を犠牲にしても、


家の手伝いやらなんやらをすれば手に負えないほどの量の宿題。









それをし忘れた(あるいはやり終えられなかった)子どもたち一人一人に、


キアロスタミ監督がカメラを向けながら、


ただひたすらインタビューするという構成。











…うーん、観ながら唸ってしまった。









インタビュー対象の子どもたちも、


程度の差こそあれ宿題という脅迫観念におびえている。









一方でそれをきつく強いる親たちも、


文盲等の理由で自分が子どもの宿題を助けられない中で、


ただ学校の課題をこなさせなければという強迫観念におびえている。











ぱあれびさん的なやり方でも、


ほめーにさん的なやり方でも、


本質は同じ。









どんな時に自分が幸せであるかとか、


自分はどんな人生を生きたいのかという、


大切なことをじっくり考える時間を与えないくらい、


家族や友だちとそれを分かち合う時間を与えないくらい、


せわしなく「別の何か」をさせ続けているという意味では。











この映画の公開は1989年とのこと。









インタビューを受けた子どもたちは7歳だそうなので、


当時5歳だったおいらとは似たような世代。









「別の何か」で埋め尽くされている社会という意味では、


いつの時代も、


どこの場所も変わらない。