個人的家訓5

で、新たな立場が始まった矢先の如月のとある金曜日、


オフィスで仕事してたら急にすごい寒気がし始めた。




おいら元々カゼすらまともにひくことは稀な人間なのに、


あらどうしたんだろう、と。




結局まともに起き上がっていられなくなり、


午前中で早退し、とにかく横になろうとタクシーで近くのホテルに入って、寝た。






タクシーに乗っている間はヤバかった。




いろいろなものがみえた。




視覚的にというより、ただなんとなく分かる、みたいな。




ああ、同じ職場のこの人ってそーゆーことやってんだぁ、とか。




決して心地よいものではなく、




そーゆーのはその後もそれっきりだったので救われた。






ちなみにその翌週の月曜日に出社して分かったことだけれど、


おいらがキョーレツな悪寒に見舞われたその日に、


大取引先が倒産してた。






ウチの会社、事業性質的にコロ助の影響は極めて軽微だったんだけれども、


その倒産があったので、


ちょうどコロ助ショックを喰らった世の多くの企業とほぼ同タイミングで、


さすがにその年のボーナスは全部カットする程度にはダメージを負った。


あれだけのインパクトで従業員を誰一人カットしなかった時点で、


今考えても信じられないくらいの足腰の強さだったんだけども。