わたしとあなた3

先月のはぐくむ会の読書会のテーマ本は、大木ゆきのさんの「宇宙はさかさまにできている」でした。




ディスカッションの中で、ある参加者の方が「本の中の『あなたとは誰なのか』の問いのところで3日間立ち止まって考えている」とおっしゃっていました。



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 あなたとは誰なのか?

「あなたは誰ですか?」と人に問われたら、きっと名前を言うでしょう。
けれど、その名前さえ後からついたものです。生まれたときは名前すらありませんでした。

「私は医者だ」と答える人もいるかもしれません。でも、それは職業であって、あなたそのものを表してはいません。

 自己紹介するときに、「私は人見知りです」と言うかもしれません。それもあなたのある側面であって、あなたそのものではありません。

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歴史上なぜ同じような対立が繰り返し起こるのかについてのヒントが、「あなたとは誰なのか?」というこの問いに対して自分自身で感じた「答え」にあるように思えてなりません。

内匠頭や貫一郎も、もしご自分なりの「答え」を持っていたら、果たして同じ行動をとったかなあと思ったりもします。




外側に「正解」はなく、ご自身の内側から出てくる「答え」に。